東浦和駅から見沼田圃の見沼通船堀、見沼代用水東縁に沿って
 こんにちは。oh!さんぽ隊2号のてくてくある子です。今回は埼玉県さいたま市緑区JR武蔵野線東浦和駅から出発! さいたま市、川口市に広がる1,260ヘクタールの緑地「見沼田圃」の南端部を散歩しました。
 見沼田圃とは、江戸初期、この地にあった広大な沼地「見沼」堤「八丁堤」が築かれ、潅漑用の溜池「見沼溜井」として利用された後、享保13年(1728)、第8代将軍徳川吉宗の命による新田開発のために干拓。江戸へ荷物を運ぶ川船が通った史跡「見沼通船堀」が残されているほか、田んぼ、畑、雑木林、それらのまわりを流れる水路などが緑豊かな田園風景を見せてくれます。
歩いた日 2010年06月04日
難儀さ   ほどほど
時間 約5時間30分
歩数 約23,000歩
高低 平坦
距離 約13.0km
車椅子 十分可能
サイクリング 最適
テーマ別の花へ テーマ別の林へ テーマ別の公園へ テーマ別の川へ

ホーム インフォメーション 地図 前のページ 次のページ


    〔01〕〔02〕
東浦和駅の改札を抜けるとバスロータリー。「国指定史跡『見沼通船堀』のごあんない」と書かれた看板に目が留まります。 見沼田圃には干拓時、東西に利根川から引いた水路「見沼代用水東縁」「見沼代用水西縁」が開削。享保16年(1731)にはそれらの水路と中央を流れる「芝川」を結ぶための運河「見沼通船堀」が完成し、江戸への農作物を積んだ川舟が行き来したといいます。
〔03〕〔04〕〔05〕
お散歩アルバム
[見沼通船堀]
[公園のアジサイ]
駅前の県道を横断し、右の方へ。「東浦和駅前交差点」を左折すると、すぐそこには見沼代用水西縁が流れ、橋を渡れば目の前に、ばばんと見沼田圃の緑
右折した先には「見沼通船堀公園」があり、その脇から見沼通船堀が伸びています。
  〔06〕 お散歩アルバム[通船堀沿いの道]
「ここは桜がきれいで有名なの。今度はぜひ春にいらして」と日傘をさした女の人。
その言葉どおり、通船堀に沿った道は桜の木のトンネルが続き、見沼田圃を渡ってくる風が若葉をさわさわと揺らしていきます。
  〔07〕
見沼通船堀は日本最古の木造の閘門式運河東西両水路と芝川は3メートルの水位の差があったため、西縁と芝川、芝川と東縁のあいだに閘門をそれぞれ2ヶ所設け、水位を上げ下げして舟を運航しました。
通船堀の途中には閘門が復元されており、それらを眺めているといまにも小舟が向こうからぎっちらこぎっちらことやってくるようです。
  〔08〕
通船堀に架かる「通船堀公園橋」を渡り、車が行き交う通りへ。左手に現れるのは、舟の積荷や船頭の割り振りなどの通船業務を担っていた江戸の通船屋敷「鈴木家住宅」
毎週土・日曜に復元した舟などを公開。母屋は個人宅のため公開していませんが、歴史を感じる重厚な造りで、お宅拝見してみた〜い!
〔09〕〔10〕〔11〕
お散歩アルバム [通船堀のコイ]
「八丁橋」から芝川を眺めて左折。看板「緑のヘルシーロード→」に従って右折すると、今度は芝川と見沼代用水東縁を結ぶ通船堀
こちらにも閘門が復元されているほか、通船堀の資料を展示した休憩所もあり、ひと休みして再び小舟に思いを馳せます。
  〔12〕 お散歩アルバム[武蔵野線]
よいしょと歩き始めて突き当たりを左折したら、ここで通船掘とはさよなら。次に同行するのは見沼代用水東縁です。
水量が多く、流れはゆったり。左手に見沼田圃の畑、ところどころに田んぼ。時折、小水路を流れる水の音がちゃぷちゃぷと心地よく聞こえる田園風景のなかを武蔵野線の電車が走っていきます。
〔13〕〔14〕〔15〕
お散歩アルバム [クワの実]
線路下のガードをくぐった先に看板「見沼みちくさ道路」芝川第一調節池を囲む道で、約90ヘクタールの湿地には水鳥をはじめとした水辺の生きものが暮らしているそうです。何かいるかなと眺めていると、木の実を摘んでいる男の人が2人
「これはクワの実。黒いのが熟したやつだよ。食べたことない?」と、手渡された実を口の中にぽいっ。つぶつぶつぶっと弾けて果汁がじゅわっ。甘酸っぱくておいし〜い!
    〔16〕〔17〕お散歩アルバム[車に気をつけて]
「川口自然公園」を過ぎてしばらく続く草地からは、さまざまな鳥の声。風がそよと吹けば、むせかえるような草の匂い。
空はどこまでも青く……と見上げながら行くと、おっとととと! この道はけっこう猛スピードで走ってくる車が多いのです。気をつけなければ。
    〔18〕〔19〕お散歩アルバム[どうぶつえん]
広い通りを横断した先は「園芸植物園」「大崎公園」。公園には入園無料の「こどもどうぶつえん」があり、多くの子ども連れでにぎわっています。
道標「←浦和くらしの博物館民家園」で見沼代用水東縁と別れ、市内に残された農家や商家などの伝統的な建物を移築復原している野外博物館へ。まるで昔話の世界にまぎれこんでしまったような風景に包まれます。
  〔20〕
そういえば、見沼田圃というからには“一面に田んぼ!”という風景を想像していましたが、あれれ、田んぼ、あまり見かけないなぁ……?
畑で作業中の男の人に聞けば、「昔は田んぼが広がっていたらしいけど、いまは野菜や果物、植木の畑が多くなったね」
  〔21〕お散歩アルバム[芝川]
ふぅむ。田んぼはもうないのかなと、「県民ふれあい農園」をうろうろ。
と見つけたのは、高架の「新見沼大橋有料道路」を歩く人。そうだ! 探しものは高いところから探すのがいちばん! と高架道へ。歩行者は無料だよ。気をつけてねー!」と料金所の方に見送られて、道路脇の歩道を行きます。
  〔22〕お散歩アルバム[田んぼ]
見下ろしてみると、確かに見沼田圃はいまや畑ばかり。しかし、ありました! 少しだけですが、田んぼ、あります。カエルの声だって聞こえてきます。
そもそも、首都圏においてこれだけ広大な自然が残っていることじたいが奇跡! 川や用水の水辺に映える緑の美しさはなんと心を浄化させることか! ひゃあ〜、気持ちいい〜! と高架道を吹き抜ける清々しい風を全身に受けながら、東浦和駅行きのバスが通る県道へ下りていきました。

インフォメーション ■ 鈴木家住宅 復元舟の公開 土・日曜10:00〜16:00
■ 浦和くらしの博物館民家園 9:00〜16:30 月曜(祝日は除く)、祝日の翌日(土・日曜・祝日は除く)休 入館無料

隊員サイト www.オフィスおさんぽ(てくてくある子)

地図  東浦和駅から見沼田圃の見沼通船堀、見沼代用水東縁に沿って (PDF、178KB)

このページの先頭へ

ホーム インフォメーション 地図 前のページ 次のページ

<ご注意>
この記事に掲載された各種料金、価格、費用など、ならびに交通手段や経路、周辺の状況、所要時間などは、実際の歩行日あるいは記事執筆時点のものです。 お散歩隊が保証するものではありませんので、必要に応じて各自で最新情報をご確認のうえお出かけください。

地域別  沿線別  テーマ別  全コース一覧  おすすめコース  マイコースを投稿する 
あれこれ雑記帳  当サイトご利用規約  情報保護ポリシー  デザインポリシー  よくある質問  サイト運営企業 

Copyright © 2010 TOKINOARCH , オフィスおさんぽ , All rights reserved.


ホームへ
ホーム  地域別  沿線別  テーマ別  全コース一覧  リンク集  お散歩アルバム